nico kanagawa

神奈川県東部を中心としたサイクリングや日頃のことを

オルトリーブのサドルバッグ:安定感抜群で容量も大きい

ORTLIEB SEATPACK QR

オルトリーブのサドルバッグがかなり良いので紹介します。容量は13リットルと大き目ですが、独特のカタチをしているので数値ほどにははいらない印象です。

このサドルバッグの特徴はサドルレールにがっちりと器具により固定されるため、走行したときにバッグが中身の重みによって左右や上下に揺れることがほとんどないことです。自分はダンシングを多用するほどの技術もないためにそれほどの恩恵を受けているわけではないのですが、装着部分が固定されていて動かないためバッグがぶれずとても安心感があります。

バッグを取り外した後に自転車側にアダプターが残ることもないため、非装着時の見た目に影響を及ぼしません。

自分の使っているものは並行輸入品ですがAmazonでも現在正規品が販売されています。

取り外すのがカンタン

冒頭の写真ではシートポストへのベルクロを巻いていませんが、実際に走行するときには通常のサドルバッグのように前側のベルトをシートポストに巻いて止めます。自転車からバッグを取り外す際にはそのベルトを外して、固定部分を締め付けているベルトを緩めてバッグの後部を持ち上げるだけで取り外すことができます。

左上の固定器具をサドルレールにあてて固定する。その後ベルトで締め上げ。

開口部側の容量は大き目

極端な円錐形の形状となっているため、バックの前端部は狭いけれど13リットルの容量なだけあって開口部側はかなり広めとなっています。

レインウェア、アウトドアチェア、輪行袋を3つ横に並べていれても余裕あり

前端部に入れるものは工夫が必要

バックの前端部は細くなっているために、この空間をうまく使わないと容量を活用できません。ダイソーのスープジャーのケースがぴったりサイズだったので、そこに予備チューブ2本、タイヤレバー3本、インフレーターとボンベ2本、アーレンキー、ロールアップバッグパック(BicycleClubの付録)を詰め込んでいます。フタにベルトがついているので取り出すやすいのが良いところ。

ダイソーのスープジャーケースにツール類を詰めて前端部に格納

カンタンにエア抜きできる

高い防水能力があり気密性が高いので、普通にロールアップしたのでは空気がはいってふくらんでしまうのですがエア抜きのバルブがあるため、荷物の量に合わせて空気を抜いてカタチを整えることができます。

価格はオルトリーブのベルト固定式のものと大差のない価格となっています(重量は少し重め)出先でバッグを楽に取り外したい!走行時にグラグラするのはイヤだけど大き目のサドルバッグが欲しい!という人におススメします。